胃がん

早速ですが、うちのお袋は若干頭が弱いです。


今日は弟を除く家族で久し振りに飯を食いに行きました。
小さい頃からよく行ってた行きつけのお好み焼きやさん。
親父がパチンコで勝ったからという理由で。
そこで僕は生を一杯だけ飲んだのですが、
親父とお袋は生に加えて、ハーフなんですがワインを3本も空けてしまって。
二人とも軽く酔っちゃって。


弟は未成年なのにバイトから帰ってくると
缶ビールを空けているという話を親にぶっちゃけたりという
たわいもない話をしてたわけです。そういえば煙草も吸いおるなーとか。
そこでお袋がやっちゃいました。
「煙草は吸う人よりその周りにいる人の方が被害は大きいねんで。
 それを副流煙って言うんや」と、
誰もが知っているようなことを自慢げに話すのです。
そして、次に発せられる彼女の一言を僕は聞き逃しませんでした。
というか聞き逃すはずがありませんでした。
副流煙をたくさん吸ってるし、胃がんで死んでしまうわ。胃がんで。」
えっ。今何て。胃がん
いや、確かに副流煙が原因で胃がんには少なからずなるかもしれませんよ。
でも、ここで適切な表現をするなら「肺がん」でしょ。肺がん。
それにうちのお袋は看護婦ですよ、看護婦。
不適切にも程があるっちゅうねん。
こんなん酔っ払ってたからという言い訳は通用しません。
僕、度肝を抜かれて、危うく食べてるもんを吐き出しそうになりましたからね。
親父も「それは違うやろ」とすかさず突っ込みを入れるぐらいでしたから。


お袋はワインのせいか、家に帰ってからは爆睡。
寝るわ寝るわ。いびきをかきつつ、肥えたお腹がちょっぴり見えてました。
正直言って醜かったです。
今後、お袋がまた新たな伝説を作ってくれるかもしれないので、
その行動には細心の注意を払わなければなりません。